吸保水紙の特性・Q&A・用途例
特性
吸水倍率によって約7倍の「オークトル」と約4倍の「MAS」があります。
〈表1 吸保水紙の紙質〉
| 坪量(g/m²) | 吸水量(g/m²) | 食塩水吸水量(g/m²) | 保水量(g/m²) | |
|---|---|---|---|---|
| オークトル400 | 30 | 210 | 168 | 126 |
| オークトル600 | 45 | 315 | 252 | 189 |
| オークトル800 | 60 | 420 | 336 | 252 |
| MAS-250 | 50 | 200 | 186 | 135 |
上記数値は標準値であり保証値ではありません。
Q&A
- Q. 切断時に断面から吸水樹脂がこぼれるようなことはありませんか?
- A. 吸水樹脂を使用していないので、その心配はありません。好きな大きさ、形に切ってお使いいただけます。
- Q. 油を吸いますか?
- A. 普通の紙と同じように繊維の隙間に油はしみ込みますが、吸油樹脂のような吸油性は持っていません。
- Q. 他にどんなものを吸収しますか?
- A. 食塩水と同様に体液や血液も吸収するので、鮮魚のドリップ吸収から医療現場での用途まで様々なシーンで機能を発揮します。
- Q. 印刷方式を選びますか?
- A. 特に選びませんが、瞬時に水を吸収するので水が少ない印刷方式をお奨めします。
- Q. 他の素材と貼り合わせることはできますか?
- A. 普通の紙と同じように貼り合わせが可能です。
- Q. 安全面に心配はありませんか?
- A. 重金属、鉛、カドミウム、ヒ素、蛍光物質などの項目において、食品包装用フィルムに準じた試験の結果、すべて検出限界以下です。廃棄に際しては、紙として処理できます。
用途例
- 鮮魚のドリップ吸収
- 包装内部の結露水吸収
- 生鮮野菜の乾燥防止
- 各種薬液の保持

血液や体液もすばやく吸収するため、医療や介護の現場で、幅広く活用できます。

フィルムやアルミなど異種の素材と貼り合わせることで様々な用途が生まれます。
